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2008年01月31日(木) 07時51分

中国製ギョーザ 県内でも商品撤去産経新聞

 千葉県や兵庫県で、中国産の冷凍ギョーザを食べた人が食中毒症状を訴えていることが明らかになった30日、和歌山県内でも3店で同じ商品が販売されていたが、いずれもすでに撤去されている。

 県などによると、サンワ楠見店(和歌山市)▽コープ岩出中央店(岩出市)▽松源高野口店(橋本市)−の3店。

 このうち、コープではこの日午後3時に、残っていた冷凍ギョーザ2袋を回収した。平成18年9月の開店以来、このギョーザを販売しているが、これまでに問題は報告されていないという。同店には「冷凍ギョーザを購入したが、大丈夫なのか」といった問い合わせが数件寄せられている。

 買い物に来ていた近くの主婦(61)は「もともと中国産は信用できないと思って買っていなかったので、今回のことを聞いてもまたか、という感じしかない。企業には、現地任せにせず、厳密なチェックをしてほしい」と話していた。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000014-san-l30