出会い系サイトへの書き込みを通じて売春相手となるよう誘ったとして、警視庁は３０日、東京都豊島区の風俗店従業員の女（２４）を売春防止法違反（誘引）の疑いで書類送検した。出会い系サイトへの同種の書き込みで、同法を適用して摘発したのは警視庁では初めてという。
池袋署の調べでは、女は昨年１２月１８日午後、自宅マンションで、携帯電話から出会い系サイトの掲示板に「今から池袋で会える人で２．５〜３ぐらいでサポートしてくれる人を探しています」などと書き込み、売春相手になるよう誘った疑い。
掲示板を見た捜査員が、ＪＲ池袋駅前で女と待ち合わせ、事情を聴いたところ書き込みを認めたという。
女は昨年７月から、週に３、４回の割合で同様の書き込みをし、出会った男性約３０人を相手にして計約９０万円を得ていたという。「生活費を稼ぐためにやった」と話しているという。 アサヒ・コムトップへ
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