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2008年01月30日(水) 18時32分

検疫所に輸入中止指示=中国製ギョーザ問題−厚労省時事通信

 千葉県や兵庫県で中国製冷凍ギョーザを食べた人が中毒症状を起こした問題で、厚生労働省は30日、安全が確認されるまでの間、問題を起こした冷凍ギョーザと同一製品の輸入を認めないよう全国の検疫所に指示した。また、輸入実績がある国内の業者に同一製品の販売を中止するよう都道府県を通じて指示した。
 同省によると、問題の冷凍ギョーザから検出された有機リン系殺虫剤「メタミドホス」は日本では使用が禁じられている。中国政府も今月になって、使用を禁止したが、昨年11月に輸入した製品の中に含まれていたという。
 ジェイティフーズは中国・河北省の業者から、過去1年間に約1230トンの冷凍ギョーザを輸入している。 

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