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2008年01月30日(水) 19時02分

東電、経常損益も赤字転落=最終損失1550億円に拡大−3月期時事通信

 東京電力は30日、2008年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終赤字が従来見通しの950億円から1550億円に拡大するとともに、経常損益も800億円の黒字から300億円の赤字に転落すると発表した。原油価格の歴史的な高騰を受け、停止中の柏崎刈羽原子力発電所の代替となる火力発電用の燃料費が急増するため。東電が経常赤字に転落するのは、第2次石油危機で原油価格が高騰した1980年3月期(単独決算)以来28年ぶりとなる。 

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