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2008年01月30日(水) 21時01分

中国製ギョーザなどの撤去開始=注意喚起措置も−大手スーパー時事通信

 中国製冷凍ギョーザから農薬成分が検出された問題で、日本たばこ産業(JT)子会社ジェイティフーズ(東京)が回収を決めた23品目を取り扱う大手スーパー各社は30日、店頭からの商品撤去や顧客への注意喚起など対応に追われた。
 イトーヨーカ堂は全国約180店のうち111店で「中華deごちそうひとくち餃子」を販売。食中毒が発生した商品のため、事態を重く見た同社は取り扱い全店で注意喚起の張り紙を掲示、購入済みの商品は食べずに返品するよう呼び掛けた。
 ダイエーも「ひとくち餃子」「お弁当大人気!2種のソースのロールキャベツ」など3品目を最大147店で販売していたが、ジェイティフーズからの要請を受けて商品撤去を開始。「これまでのところお客様からの苦情はない」(広報部)という。西友も「お弁当大人気!豚肉のごぼう巻き」を店頭から撤去した。 

【関連用語】 「日本たばこ産業(JT)」
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