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2008年01月29日(火) 01時05分

原田ウイルス作成容疑者、「世間に騒がれたかった」朝日新聞

 アニメ画像を無許可で使ったコンピューターウイルスを作成したとして、著作権法違反容疑で逮捕された大阪電気通信大大学院の中辻正人容疑者(24)=大阪府泉佐野市中庄=が京都府警の調べに対し、「世間に騒がれたかった」などと犯行動機を供述していることが28日、わかった。

 調べでは、中辻容疑者はウイルスを作って広めた理由について「世間に騒がれたかった。感染したパソコンに人気アニメの画像が残り、恐怖心を抱かせたり挑発的な文言を重ねれば被害者の記憶にも残ると思った」などと供述しているという。

 中辻容疑者は約2年前から、逮捕容疑となった「原田ウイルス」の亜種「クラナドウイルス」以外にも「らき☆すた」「Kanon」など他のアニメ画像を無許可で使用したウイルスも作成。「進化」を加えてネットワーク上で広めたことも認め、画像はテレビ番組をパソコンに録画し、キャラクターの静止画像を取り出したと説明しているという。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0129/OSK200801280107.html