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2008年01月27日(日) 21時00分

テレビ出演で政治志す=「過激発言」で番組降板も−橋下氏時事通信

 橋下徹氏は1969年、東京都渋谷区生まれ。小学5年のときに大阪に移り、高校時代はラグビー部で全国大会に出場、高校日本代表にも選ばれた。大学時代に携わった革ジャンパーの販売業で200万円の不渡り手形をつかまされ、自ら訴訟を起こしたことが弁護士を目指す契機となった。
 94年に司法試験に合格し、97年に弁護士登録。翌年に28歳で法律事務所を開業した。弁護士活動中に高校の先輩から依頼されラジオ番組に出演したのが、タレント活動開始のきっかけ。
 テレビ界にも進出し、バラエティー番組に数多く出演。茶髪にサングラスをトレードマークに、歯に衣(きぬ)着せぬ発言で人気を集めるようになった。
 テレビ出演を通じて政治への関心を持ち、昨年11月の大阪市長選では出馬を取りざたされた。知事選への出馬は当初「2万パーセントない」と否定したが、直後に翻した。日本人による中国での集団買春を容認する発言で番組を降板したことも。また、日本の核武装を容認した発言は公明党や創価学会の反発を受け、同党は同氏を推薦ではなく「府本部支持」にとどめた。
 高校の同級生だった妻との間に3男4女をもうけ、子だくさんとしても有名。06年にベストファーザー(イエローリボン)賞を受賞している。 

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