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2008年01月26日(土) 14時40分

背中刺され男性死亡、東京・大田のマンションで読売新聞

 26日午前6時40分ごろ、東京都大田区鵜の木3のマンション4階に住む男性の内妻から、「夫が背中を刺されて出血が止まらない」と119番通報があった。

 男性は病院に搬送されたが、背中の傷は肺まで達しており、約1時間後に失血死した。死亡したのは、藤家英樹さん(53)とみられ、警視庁捜査1課は、何者かに刺されたとみて傷害致死容疑で捜査を始めた。

 調べによると、男性は同日午前5時ごろに帰宅した際、すでに背中の2か所を刺されており、内妻に「血をとめてくれ」と頼んだ後、倒れたという。

 マンションは東急多摩川線鵜の木駅から約500メートルの住宅街にあり、駅前の商店街からマンションの部屋まで約200メートルにわたって血が点々と続いていた。商店街内の中華料理店だった建物の前で同日午前3時ごろ、人が争う声が聞こえたとの情報もあるため、同課は確認を急いでいる。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080126-OYT1T00393.htm