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2008年01月26日(土) 10時05分

民主化高揚と弾圧振り返る ミャンマーデモで写真展東京新聞

 昨年9月にミャンマーの最大都市ヤンゴンなどで行われた反軍事政権デモを振り返る写真展「ビルマ2007 民主化運動 高揚、弾圧、現在」が、2月5日から都内で開催される。

 ミャンマー民主化に取り組む民間団体「ビルマ情報ネットワーク」などが主催。1988年の民主化要求デモ以来最大級の反政府運動となった昨年のデモや、軍による弾圧の様子などを収めた写真20数点を展示する。

 写真はヤンゴンの一般市民が、当局の監視の目をかいくぐりひそかに撮影したものが中心。主催者によると、このデモを扱った写真展開催は日本で初めて。ビルマ情報ネットワークの秋元由紀ディレクターは「デモ弾圧後も、ビルマ(ミャンマー)の人々の(軍政に対する)不満が解消されていない実情を知ってほしい」と話した。

 写真展は2月15日まで、港区東新橋の汐留メディアタワー(共同通信本社ビル)3階で開催。入場無料。(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008012601000146.html