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2008年01月26日(土) 21時15分

大阪府知事選、投開票へ 「大阪再生」をどう実現するかが最大の争点産経新聞

 任期満了に伴う大阪府知事選は27日、投開票される。「大阪再生」をどう実現するかが最大の争点で、無所属新人5人が立候補。開票は同日午後8時50分から順次始まり、同日深夜には新しい知事が誕生する見通し。選挙運動最終日となった26日、有力候補者3人は大阪市内に集まり、繁華街などで支持を訴えた。
 財政再建や大阪経済の復興、福祉、学力テストで全国45番目だった教育問題など課題は多いが、有力3候補いずれも大阪の再生を目指す。弁護士の梅田章二氏(57)は貧困問題の打開を掲げ福祉充実を最優先。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)は子育て世代への支援を、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)は産業振興による府民所得アップをそれぞれ掲げている。
 前回知事選の投票率は40・49%と過去最低だったが25日までの期日前・不在者投票は31万9824票。すでに前回を10万票余り上回っており、関心の高さをうかがわせている。
 「政治とカネ」の問題で3選出馬を断念した現職の太田房江知事の任期は2月5日までで、同6日に新知事が就任する。

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