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2008年01月26日(土) 13時55分

大阪府知事選、助っ人続々…27日投開票読売新聞

 大阪府知事選(27日投開票)は26日、選挙戦最終日を迎えた。弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)(共産推薦)、弁護士でタレントの橋下徹(はしもととおる)氏(38)、元大阪大教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)(民主、社民、国民推薦)の有力3候補の元には、仕事仲間や政党幹部らが応援に入った。
 「強い者に、府民の目線でモノを言う弁護士です」。梅田氏は吹田市内の府営住宅前でアピールした。助っ人は、不当解雇などの訴訟を闘った約60人の弁護士仲間。「公害患者や労働者に寄り添う弱者の味方」との激励を受け、「仲間の思いに応えたい」。

 「大阪を宣伝できるのは誰ですか。橋下さんしかいない」。大阪市のJR大阪駅前。東国原英夫・宮崎県知事の声に、聴衆から歓声がわき起こった。知事就任以来、特定候補の応援は初めて。知事と「メル友」という橋下氏は「僕と一緒に大阪を変えよう」。

 熊谷氏は、大東市のJR住道駅前で「終了の笛が鳴るまで走り続ける」と宣言。民主党の前原誠司副代表や、年金記録漏れ問題で名をあげた「ミスター年金」の長妻昭・衆院議員が応援に入り、「生活の安定を約束している熊谷さんを知事に」などと呼びかけた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080126-00000028-yom-pol