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2008年01月26日(土) 12時25分

どうなる投票率 大阪府知事選、期日前投票は前回上回る朝日新聞

 大阪府選挙管理委員会は26日、府知事選(27日投開票)の期日前と不在者投票者数の中間集計を発表した。告示翌日の11日から25日までの15日間で31万9824人。前回の知事選の最終集計21万3933人を上回り、主要政党の対決構図となった今回の投票率は、過去最低だった前回の40.49%を上回る可能性が強まってきた。

 9日現在の選挙人名簿登録者数(709万970人)のうち、4.5%の人が期日前・不在者投票を済ませた計算だ。

 民主候補がトップ当選した昨年7月の参院選大阪選挙区(改選数3)では、期日前・不在者投票者数は66万6757人で当日有権者数に占める割合は9.4%。投票率は55.81%で前回より2.6ポイント上昇した。

 自民・公明対民主の激突となった昨年11月の大阪市長選では14万6470人。当日有権者数の7.1%を占め、投票率は43.61%で9.7ポイント上がった。

 今回の知事選については、有力3陣営とも前回04年の投票率よりも上がると予想している。

 自民、公明両党が支援する橋下徹氏(38)陣営は50%前後、民主党などが推す熊谷貞俊氏(63)陣営は45〜48%、共産党などが推す梅田章二氏(57)陣営は45〜50%とみる。ただ、陣営の中には「選挙戦に入ってから政策論争が下火になり、府民の関心は告示前より薄まってきた」との指摘もあり、どこまで上昇するのか注目される。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/politics/update/0126/OSK200801260036.html