記事登録
2008年01月26日(土) 19時01分

有害サイト制限、6割超が知らず=ネット利用に不安−内閣府調査時事通信

 内閣府が26日発表した「インターネット上の安全確保に関する世論調査」によると、個人情報の流出などネットの利用に「不安」を感じている人は4割超に上った。特に30歳〜50歳代の「子育て世代」に多い。一方、有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」については6割超が「全く知らない」と回答。政府はフィルタリングの利用促進に努める方針だ。
 ネット利用の不安に関し、政府が調査したのは初めて。「不安がある」は45.4%で、「不安はない」36.3%を上回った。「分からない」は18.3%。
 何に不安を感じるかを複数回答可で聞いたところ、「個人情報の流出」が66.5%でトップ。以下、「暗証番号などの無断利用による不正アクセス」52.1%、「架空・不当な料金請求」50.5%などの順だった。 

【関連記事】 KDDI、中高校生向け携帯マナー教室を開催=来年1月から対象を拡充
【関連記事】 わいせつ画像の閲覧制限強化を=フィルタリング加入を要請−増田総務相

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080126-00000082-jij-pol