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2008年01月25日(金) 17時02分

大阪知事選、27日投票=3氏らが最後の訴え時事通信

 任期満了に伴う大阪府知事選は、27日に投開票される。事実上、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=、自民党府連が推薦し公明党府本部が支持する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、元大学教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦=の無所属3新人による激しい戦いとなっており、各候補は最後の訴えを繰り広げる。選挙結果は、ガソリン税の暫定税率延長問題などをめぐり今国会で鋭く対立している与野党の動向にも影響を与えそうだ。
 5兆円の借金を抱える府財政の再建や、中小企業を中心とした産業の振興が主な争点。梅田氏は福祉・医療施策の充実を訴える。橋下氏は子育て支援策への予算の重点投入を主張。熊谷氏は物流網など産業基盤整備を通じた所得向上を掲げる。 

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