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2008年01月25日(金) 11時18分

鳩山法相、法曹3千人計画見直しで「3月までに組織」朝日新聞

 司法試験の合格者を10年までに年間3000人にして、その後も増やすことを検討する政府計画の見直しについて、鳩山法相は25日の閣議後の記者会見で、3月までに省内に検討組織をつくる方針を明らかにした。司法制度改革の中核である「3000人計画」の見直しには批判も予想されるが、「私は従来から3000人では多すぎるという考え方を持っている。それに呼応して検討するのは当然のことだ」と述べた。

 法相は「(10年以降も)このままいくと非常に膨大な数になる。そのことは需要と供給の問題であるし、質の問題でもある」などと述べ、法曹人口の増員による影響を懸念。「規制緩和という概念で法曹の数を考えること自体が間違っている」と、改めて持論を展開した。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/politics/update/0125/TKY200801250101.html