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2008年01月25日(金) 11時33分

司法試験合格者数について省内に検討組織 3月に法務省産経新聞

 司法試験の年間合格者数を3000人程度に増やす政府目標について、鳩山邦夫法相は25日の閣議後会見で、3月に省内に組織を設け、見直しを検討する方針を明らかにした。
 司法試験の合格者数は、司法制度改革審議会の報告を基に、政府が平成14年に3000人計画を閣議決定。これまで500人程度だった合格者数が18年に1558人、19年は2099人にまで増加した。
 しかし、合格者の急増によって法律家の質の低下や弁護士の就職難など、さまざまな問題が指摘されるようになり、一部の弁護士会が合格者数の抑制を要望。鳩山法相も以前から、「質的低下を招く恐れもある」として、3000人は多すぎるとの見解を示していた。

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