2008年01月25日(金) 14時57分
「原田ウイルス」も作成、逮捕の大学院生が供述(読売新聞)
コンピューターウイルスを組み込んだ無断使用のアニメ画像がインターネット上に流出した事件で、京都府警に著作権法違反容疑で逮捕された大学院生が、今回のウイルスの原型とみられる「原田ウイルス」についても「自分が作成した」と供述していることがわかった。
ウイルスに感染させた他人のパソコンから、デスクトップ画面を自らのホームページ(HP)に転送させ、画面上のデータファイルが刻々と汚染されていく状況を表示させていた。
府警は、原田ウイルスを元に大量の亜種ウイルスを作って流出させ、“愉快犯”的に犯行に及んだとみて動機などを追及する。
逮捕されたのは大阪電気通信大学大学院生・中辻正人容疑者(24)。調べでは、原田ウイルスは「原田」姓の実在の男性の画像が登場し、パソコン内のデータを破壊するもので、数年前から広まっていた。中辻容疑者は「ウイルスを作ったのは僕です」と供述している。男性は中辻容疑者と同じ大学院生で、「画像が使われていることは知っていた。中辻容疑者とは面識がない」と話しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080125-00000028-yom-soci