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2008年01月25日(金) 11時02分

警部、捜査関係者から借金=850万円、6年間実質無返済−愛知県警時事通信

 愛知県警捜査4課の警部(48)が、名古屋市内などで風俗店を経営するグループ会社の実質的経営者(50)から850万円を借りていたことが25日、分かった。同グループは同課が捜査を担当している暴力団とのつながりが強いとみられており、監察官室は不適切な対応がなかったかどうか、慎重に調べている。
 監察官室によると、警部は県警中署刑事課に勤務していた際、捜査の過程で知り合った経営者から2001年8月に200万円、02年1月に650万円の計850万円を借りた。同課などが昨年10月、グループ傘下の不動産会社の宅地建物取引業法違反事件の捜査で、この経営者の名古屋市内の自宅を家宅捜索したところ、警部の名前が記された借用書が見つかった。
 警部は「知人のために借りた。弁解の余地なく申し訳ない」などと、経営者から借金をしていたことを認め、昨年11月に全額返済した。しかし、捜索で事態が発覚するまで約6年間、数万円しか返済していなかったという。 

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