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2008年01月23日(水) 01時01分

NY株急落、一時464ドル安=世界株安に歯止め掛からず時事通信

 【ニューヨーク22日時事】連休明け22日午前の米株式相場は、米経済のリセッション(景気後退)入り懸念を嫌気した世界的な株安の流れに歯止めが掛からず、優良株で構成するダウ工業株30種平均は寄り付き直後から急落、下げ幅は一時464ドルに達した。
 午前10時15分現在はダウ平均が前週末終値比291.18ドル安の1万1808.12ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は73.37ポイント安の2266.65で推移している。
 米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日の取引開始に先立ち、短期金利の指標となるフェデラルファンド(FF)金利を0.75%引き下げ、3.5%に設定すると発表。米同時テロ後の2001年秋以来となる緊急利下げに踏み切ったが、株安を食い止められない状態となっている。 

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