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2008年01月23日(水) 21時01分

補正予算案29日に衆院通過=租特法、月内処理は困難に時事通信

 衆院予算委員会は23日午後の理事会で、原油高対策などを盛り込んだ2007年度補正予算案について、25日に審議入りし29日に採決することで与野党が合意した。与党は同日の衆院本会議に緊急上程し、衆院通過を図る方針。野党側は参院で衆院以上の審議日数を確保する構えで、揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む租税特別措置法改正案の月内衆院通過は事実上、困難になった。
 理事会では、25日の委員会で経済・金融問題に関する集中審議と07年度補正予算案、08年度予算案の提案理由説明を行うことを決めた。28、29両日は福田康夫首相と全閣僚が出席して補正予算案の質疑を行う。野党側は当初、28日から3日間の補正予算審議を要求していたが、与党側が集中審議に応じたことなどから2日間で折り合った。 

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