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2008年01月23日(水) 02時56分

「道に迷ったの?」大阪で道案内ロボットの実験読売新聞

カメラの情報などをもとに店の案内をするロボビー(ユニバーサル・シティウォーク大阪で)

 通行人の動きや混雑ぶりなどの情報を基に、道案内や店の情報の提供をするロボットの実験を、国際電気通信基礎技術研究所(京都府精華町)が22日、大阪市此花区のユニバーサル・シティウォーク大阪で行った。

 通路に16台のカメラや6台のレーザー距離測定器などを設置し、通行人の動きを「うろうろ」「走っている」など10種類の行動パターンに分類。その情報から、ロボットの「ロボビー」が案内板の前にいる人を見つけて近づき、「道に迷ったの」と声をかけた。

 施設内のホテルでは、看板を見ている人の視線から何に注目しているかを判断して、商品の説明をするロボットも登場。オススメのフロアをPRしていた。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080123-OYT1T00105.htm