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2008年01月22日(火) 15時12分

補助金の返還と不正防止策了承読売新聞

刈谷商議所が臨時総会

 刈谷商工会議所は21日、同会議所で臨時総会を開き、県の補助金不正受給問題を巡り、補助金の返還と再発防止策を提案し、了承された。

 総会には議員100人のうち72人が出席した。再発防止策では、役員、組織の役割の明確化や職員の事務分担を定め、計画、報告、確認の徹底を図る。超過勤務報告書を一本化して勤務内容をありのままに記入する。また、不正に受給した補助金は県から通知が届いた段階で早急に返還する。刈谷市の補助金についても県と同様に対処することなどが承認された。

 県への返還額は、同会議所の中小企業相談所の指導員の賃金の不正受給分が過去5年分で約2000万円、同超過勤務手当が約100万円、このほか、罰則金が約650万円。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20080121-OYT8T00746.htm