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2008年01月22日(火) 17時31分

架空の工事発注で100万円詐取=県土木部係長と業者を逮捕−愛媛県警時事通信

 道路修繕工事があったように見せ掛け、工事費として愛媛県から100万円をだまし取っていたとして、県警捜査2課と八幡浜署などは22日、県土木部道路維持課係長西森幹夫容疑者(52)=松山市今在家=、伊方電気工事社長の清水三博容疑者(57)=同県伊方町小中浦=、弟で同社専務の清水末昭容疑者(53)=同=の3人を詐欺容疑で逮捕した。いずれも容疑を認めているという。
 調べによると、西森容疑者らは共謀し、2004年12月ごろから05年2月ごろの間に、数回にわたり県八幡浜地方局管内の伊方町で、架空のトンネル照明取り換え工事を同社に発注。県から同社名義の預金口座に現金計100万円を入金させ詐取した疑い。県警は、だまし取った金を3人で分配していたとみて追及する。 

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