2008年01月20日(日) 03時05分

水増し工事代金振り込み、詐欺容疑で豊和銀行元常務ら逮捕（読売新聞）

　大分県警と大分中央署は１９日、大分市上宗方、元豊和銀行常務漆間角人（５９）、住所不定、電気設備工事会社役員寺本勝己（６７）、大分市城原、元建設会社役員穴井輝見（５５）の３容疑者を詐欺容疑で逮捕した。

　調べによると、３人は共謀し、漆間容疑者が取締役兼総務部長だった２００２年７月、同行が計画していた大分市内にある寮敷地内ののり面工事で、穴井容疑者が当時役員だった建設会社に、工事代金を実際よりも二千数百万円水増しした計５７６０万円とする虚偽の見積書を同行に提出させ、同年７月と同９月の２回にわたり、同行から建設会社の預金口座に現金を振り込ませた疑い。

　漆間容疑者は０６年６月、同行の業績悪化の経営責任を取って退任。現在は大分市のケーブルテレビ会社の取締役相談役。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000113-yom-soci