記事登録
2008年01月18日(金) 19時12分

新たに3件で水増しか 山田洋行、空自機部品で東京新聞

 防衛商社「山田洋行」による装備品代金の水増し請求問題で、防衛省は18日、航空自衛隊F2支援戦闘機用の部品など米メーカー3社との計3件の契約でも、同社が計約1680万円を上乗せして請求していた疑いがあると発表した。

 防衛省は資料が残る2002年度以降の同社との600件を超える契約について調査中。実際に水増しがあったり、不正が疑われたりする請求は計12件になった。さらに増える見通し。

 防衛省によると、3件は、04年度に契約したF2の燃料系統の部品(23点)や操縦系統の部品(80点)と、03年度に契約した空自T7練習機の電気系統の部品(2点)。メーカーの見積書に記載された金額と、山田洋行による防衛省への請求額との間に差が見つかった。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011801000635.html