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2008年01月18日(金) 13時01分

「訂正あり」は2万1000人=ねんきん特別便、回答は3割−社保庁時事通信

 公的年金の加入記録を確認してもらうため、昨年12月から送付を始めた「ねんきん特別便」について、社会保険庁は18日、これまで特別便を送った約48万1700人のうち、3割強に当たる約16万6900人から回答があったと発表した。内訳は「訂正あり」が2万1074人、「訂正なし」が14万1591人。送付先と現在の住所が異なり、2380人には届かなかった。
 特別便は、記録漏れの可能性がある人から優先して発送している。これまで回答者の8割強が「訂正なし」としたが、この中にも未統合記録の持ち主がいる可能性が高く、同庁は記録に結び付くと思われる人には、電話や訪問による照会を引き続き実施する。
 特別便が届かなかった人については、新しい住所を調べ、判明すれば再送付する。回答がない人に対しては、はがきを送付するなどし提出を呼び掛ける。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080118-00000071-jij-pol