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2008年01月17日(木) 17時11分

白色光の色調、自在に変化 京都大が新型LED開発東京新聞

 白熱灯のようにオレンジがかったものから蛍光灯のように青みを帯びたものまで、白色光の色調を自在に変化できる発光ダイオード(LED)を開発したと、京都大と日亜化学工業(徳島県)が17日発表した。

 従来の白色LEDは色調を変えるのが難しく、肌や果物の色が不自然になるのが欠点。今回の手法は対象物に応じた調光が可能で、より省エネ型なのも強みという。

 京大の川上養一教授は「ボタン1つで色調を変えられる室内灯や、血管が判別しやすい医療用照明の開発につながる」と話している。

 川上教授らは、青色LEDの材料である窒化ガリウム基板上に、結晶構造が異なる微小な凹凸を加工。青、赤、黄の3色を、異なる面から同時に発光させるのに成功した。各色の強さを変えると、色合いが異なる白色光を出すことができた。

 黄色い蛍光体に青色LEDの光を当てて白色光をつくる従来の手法に比べ、蛍光体が不要でエネルギーの無駄が少なくて済む。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011701000475.html