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2008年01月12日(土) 12時26分

パト追跡中の車衝突、2人死傷 三重・松阪の国道東京新聞

 12日午前1時20分ごろ、三重県松阪市大黒田町の国道42号交差点で、松阪署のパトカーに追跡されていた多気町三疋田(さんびきだ)、水道工事作業員林正徳さん(34)の軽乗用車が、同市久保町、会社員口元一正さん(53)の乗用車に衝突。林さんは胸などを強く打って死亡、口元さんも胸を打って重傷。

 調べでは、林さんは事故現場から約1キロ北東の右折禁止の交差点を右折して国道42号に進入。目撃したパトカーが停車を求めたが、逃走したためサイレンを鳴らして追跡を始め、約600メートル先で見失った。事故現場の交差点では、林さんの軽乗用車は中央線を越え、対向車線で信号待ちをしていた口元さんの乗用車に衝突したという。林さんは無免許だった。

 松阪署の小松雅和交通官は「適法かつ妥当な職務行為と考えている」としている。

(中日新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011290122638.html