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2008年01月11日(金) 23時24分

前次官、偽証でも追起訴へ ゴルフ代や現金提供で東京新聞

 前防衛次官汚職事件で、東京地検特捜部は11日、前次官守屋武昌被告(63)=収賄罪で起訴=が衆参両院での証人喚問で、防衛商社「山田洋行」側からのゴルフ接待や現金提供などをめぐり虚偽の証言をしたとして、議院証言法違反(偽証)の罪で追起訴する方針を固めたもようだ。

 衆院テロ防止特別委員会と参院外交防衛委員会は既に告発方針を決定。特捜部は正式な告発を受け、詰めの捜査をする。

 守屋被告は昨年10月の衆院証人喚問で、元同社専務宮崎元伸被告(69)=贈賄罪などで起訴=からゴルフ接待を受けた際のプレー代を「毎回1万円ずつ払った」と証言。

 しかし、特捜部の調べには「ここ数年、プレー代を支払っていなかった」と供述したとされる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011101000844.html