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2008年01月11日(金) 17時53分

古い価値観、近寄りがたい 国交省のイメージ調査東京新聞

 国土交通省が広報業務改革の一環として同省のイメージについてインターネットで意識調査したところ、「古い価値観で仕事をしている」が49%、「近寄りがたい」も38%に上ることが11日、分かった。同省は「調査結果を踏まえ、今年3月をめどに広報改革の具体策をまとめたい」としている。

 調査は昨年9月、全国から募集したモニターの男女1195人に実施、1010人が回答した。

 国交省に当てはまるイメージ(複数回答)は「古い価値観で仕事をしている」が49%だったのに対し、「新しい価値観で改革を行っている」は18%にとどまった。否定的なイメージではほかに「国民の気持ちを理解していない」(36%)が多く、肯定的なイメージでは「やるべきことはやっている」(36%)、「信頼できる」(26%)が上位だった。

 同省を表すキーワードとしては、悪いイメージの1位が「談合」、次いで「天下り」。良いイメージは「道路」がトップで、「安全」が続いた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011101000595.html