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2008年01月11日(金) 17時39分

浴槽で燃えた雑誌見つかる 長男が火を付け放火か東京新聞

 青森県八戸市のアパート1室が焼け、母子3人が刺殺された事件で、出火元とみられる風呂場の浴槽から燃えた雑誌が見つかっていたことが11日、分かった。

 長男(18)は八戸署捜査本部の調べに対し「ストーブの灯油を床にまいて火を付けた」と供述。ストーブは風呂場横の玄関に置かれていたことも既に判明している。捜査本部は、長男は3人をサバイバルナイフで刺した後、雑誌に火を付けて風呂場に投げ入れて放火した疑いがあるとみて、出火状況などを調べている。

 これまでの調べによると、火災は9日午後10時45分ごろに発生。風呂場付近から出火して、アパート1室約37平方メートルを全焼した。居間で見つかった3人の遺体には火災による損傷はほとんどなく、部屋の鍵はかけられていたという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011101000575.html