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2008年01月11日(金) 00時15分

30億円超を投入へ 万能細胞で3省支援策東京新聞

 京都大の山中伸弥教授が開発し、再生医療の切り札と期待される万能細胞「iPS細胞」や関連研究の支援策として、文部科学、厚生労働、経済産業の計3省が、2008年度だけで30億円以上の予算を投入する計画であることが10日、総合科学技術会議の作業部会に報告された。

 また文科省が設置を決めたiPS細胞の新研究拠点「iPS細胞研究センター」は、山中教授がセンター長に就任することが決まり、京大で実質的に発足したという。

 iPS細胞研究をめぐっては、文科省が08年度予算で計約22億円の助成を既に決めている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011001000715.html