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2008年01月03日(木) 03時06分

閉鎖相次ぐ美容チェーンの社長「だますつもりなかった」読売新聞

 全国でエステや美容院を展開する「ビューティークリニカル」(東京都中央区)の店舗が相次いで閉鎖した問題で、菅原重美社長(53)が読売新聞の取材に、「最後まで再生を目指したが、社員を解雇した際、私の指示を待たずに店舗が閉鎖されてしまった。お客さんをだますつもりはなかった」と語った。

 菅原社長は、昨年12月中旬から関係者と連絡が取れない状態が続いていたが、同月末に知人を通じた取材申し込みに応じた。

 菅原社長によると、同社は店頭公開を目指して2005年から事業を拡大、10都府県で19店舗まで増やした。しかし、昨年9月に都銀の融資を受けられなくなって資金繰りが悪化。10月に未払い賃金が発生した。事業を黒字部門に絞る経営計画を立てたが、12月中旬に失業手当の申請を理由に解雇を求める声が従業員側から寄せられ、これに応じたために店舗を維持できなくなったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080103-00000401-yom-soci