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2007年12月31日(月) 11時29分

「競馬予想ソフトで高配当」計12億円の出資金返還されず読売新聞

 福岡市博多区の競馬予想ソフト販売会社の男性社長(56)が、「ソフトを使った競馬予想に出資すれば、元本保証で高配当が得られる」とうたい、全国から違法に出資金を集めていたことがわかった。

 配当は2007年5月でほぼ途絶え、出資金も返還されていない。被害は、少なくとも12都府県の83個人・法人約12億5000万円に上り、長崎県警は出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで捜査を開始した。

 関係者によると、社長は06年4月ごろから、東京都渋谷区や横浜市、長崎市などの主婦や会社経営者らに対し、「私の会社で販売している競馬予想ソフトを使って馬券を購入し、資産運用する専門家が20人いる」などと虚偽の説明をし、出資を持ちかけていた。出資者には元本保証で毎月15〜5%の配当を約束。さらに新規出資者を勧誘すると、月2〜1%の紹介料を支払うとしたことで、出資者はネズミ算式に増えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071231-00000103-yom-soci