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2007年12月28日(金) 11時27分

児童6人買春の元教頭に懲役3年・執行猶予5年判決読売新聞

 16〜17歳の少女6人にわいせつ行為をし、写真撮影したとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春、ポルノ製造)の罪に問われた札幌市立星置東小の元教頭細田孝幸被告(55)(札幌市手稲区)の判決が28日、札幌地裁であった。

 中川綾子裁判官は「教諭という高い倫理性を求められる立場にありながら、欲望の赴くまま犯行を行い、破廉恥極まりない」として懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、細田被告は今年5〜9月、少女6人に対し、札幌市中央区のカラオケ店などの店内で現金を渡してわいせつな行為をした。うち5人の姿をデジタルカメラで撮影した。

 細田被告は1989年ごろからテレホンクラブなどで知り合った約600人の少女らと性的な関係を繰り返し、わいせつな写真を雑誌に投稿していた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071228i503.htm