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2007年12月28日(金) 21時49分

浦畑城陽市議が辞職願を提出 詐欺容疑で刑事告発京都新聞

 労災保険を不正受給したとして、詐欺の疑いで京都府警に刑事告発されていた城陽市の浦畑眞一郎市議(53)が28日、議員辞職願を市議会議長に提出し、受理された。
 辞職の理由について浦畑市議は、「自分のしたことの重みを次第に感じるようになり、年末という節目に区切りをつけた。一市民として再出発したい」と説明した。
 浦畑市議は5月、代表理事を務めるNPO法人(特定非営利活動法人)で職員の休業期間を偽り、労災保険の休業補償給付など計約192万円をだまし取ったとして、京都南労働基準監督署から告発された。所属していた民主党と市議会の民主系会派「市民ネット城陽」を離脱し、無会派で議員活動を続けていた。
 今後は、NPO法人の代表も辞し、一職員として勤務するという。辞職に伴う市議補選は、2009年9月の市長選と同時に行われる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071228-00000041-kyt-l26