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2007年12月27日(木) 09時27分

「神世界」系サロン、マンション所有者が立ち退きを要求読売新聞

 神奈川県警の捜索を受けた「神世界」の系列会社「E2(イースクェア)」の杉本社長と、「びびっととうきょう・青山サロン」事務所の名義人となっている吉田警視に対し、サロンなどが入居しているマンションの所有者が立ち退きを求めていることが26日、分かった。

 住居として使用すべきスペースを、店や事務所として使用していたことや、詐欺容疑で捜査されていることなどを理由にしている。

 サロンがある20階は杉本社長が賃貸契約の名義人で、吉田警視が連帯保証人になっており、E2事務所兼社長宅の13階は吉田警視が名義人になっている。

 このうち13階の所有者は21日、県警本部の吉田警視にあてて、契約解除の書類などを送付。書面は今月末に契約を解除し、1月15日までに退去するよう求めているが、本人からの連絡はないという。

 20階の所有者によると、杉本社長は「出ても構わないが、それに代わる物件を用意してほしい」と話しているというが、オーナー側は「(杉本社長から出された物件の)条件が細かすぎて、該当物件を探し出すのはほとんど不可能」と困惑している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071227i202.htm