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2007年12月26日(水) 23時59分

失業給付金詐取被告に実刑判決 京都地裁 170万円だまし取る京都新聞

 実在する休眠会社の従業員に成り済まし、失業給付金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた京都市山科区西野山中臣町、アルバイト小林良材被告(63)の判決が26日、京都地裁であった。増田耕兒裁判官は「手の込んだ計画的な詐欺で、雇用保険制度が労働者の保険料や国民の税金で賄われていることを考えると非常に悪質な犯罪だ」として懲役2年6月(求刑懲役3年)を言い渡した。
 判決によると、小林被告は仲間と共謀し、4人の架空人物に成り済まして、不正に入手した離職証明書などを上京区の京都西陣公共職業安定所などに提出し、昨年3月から今年4月までに失業給付金計約170万円をだまし取った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071226-00000060-kyt-l26