記事登録
2007年12月26日(水) 19時35分

原子力機構の業務情報がネットに流出 ウイニーで朝日新聞

 日本原子力研究開発機構は26日、茨城県東海村の核燃料サイクル工学研究所に常勤する契約会社の社員の個人パソコンから業務情報がインターネット上に流出していたと発表した。核物質防護や個人にかかわる情報は含まれていないという。

 流出したのは電子メールなど約300件。配管の材質や設計を検討した資料、品質監査のチェックシートなども含まれていた。契約会社「トコス エンタプライズ」(本社・東京)の男性社員の自宅のパソコンから、13〜15日にファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて情報が流れ出た。

 男性社員は仕事が忙しくてデータを持ち帰ったと説明しているといい、持ち出しに必要な所属長の許可を得ていなかった。匿名のファクスが同機構に届き判明した。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY200712260270.html