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2007年12月25日(火) 13時02分

愛知県警警部補、主婦から50万円恐喝?聴取受け辞職意向読売新聞

 愛知県警安城署の男性警部補(51)が、名古屋市内で発生した恐喝事件に関与した可能性があるとして、県警から事情聴取を受けていることが25日、わかった。

 警部補は依願退職する意向を伝えているが、県警は事件との関係を調べるため「受理するかどうかは保留している」としている。

 関係者によると、警部補の関与が疑われているのは、今年8月、名古屋市南区の主婦(40)が現金50万円を脅し取られた事件。県警は「事件の詳細は公表できない」としているが、身に覚えのない内容で現金を要求する電話が主婦にあり、主婦は、この警部補らに相談したうえで現金を払ったとみられる。

 県警南署が9月初め、主婦からの被害届を受理し、捜査を進める中で、警部補の関与が浮上。同署は、警部補が事件にどのように関与したのかについて事情を聞いている。警部補は事情を聞かれる前に、辞職願を出していた。

 県警監察官室は「警部補の辞職願の理由は、個人的なことなので言えない」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071225i304.htm