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2007年12月24日(月) 11時34分

ひっそりと、改正貸金業法が成立ツカサネット新聞

やれ、年金問題の公約違反だとか、薬害問題の和解決裂。はたまたUFO論議。
そうかと思えば、福田内閣の支持率下落。衆議院の解散・総選挙臨戦態勢。
なんてものばかりに目を奪われ臨時国会が開かれていた事をすっかり忘れていた。

その、臨時国会(平成18年の第165回)の場で、「貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」が(ひっそりと?)可決・成立されていた。(12月20日に公布されました。)

貸金業?。 簡単に言ってしまえば「サラリーマン金融」(通称”サラ金”)のグレーゾーン金利を撤廃するかどうといって騒いでいたのはずいぶんと前だったような気がする。
一部業者では法律を先取りするように、金利の上限を引き下げ始めていたので、その問題は解決したものとばかり思い込んでいた。

実際はいままで論議されていて、ようやく”グレーゾーン金利の撤廃”さらに、その上限金利も引き下げる(年利29.2% ⇒ 15から20%)という法律が決まった ということだ。

今回の改正では、そのほかにも広告についてもかなり厳しい規制がなされるよ。
たとえば、テレビのCM。その内容や頻度への規制。あるいは、既に薬事法でも制限がかかっているのと同じように、広告での表記や表示が制限される。例えば、「審査が甘い」と言ったような借り入れを助長する”言葉””文章”を使うことへの制限、といった具合に。

改正された法律の内容、もう少し詳しく書きたいところだが間違った情報を載せてはまずい。それに用語も少々難解。

詳しくは「金融庁」のホームページをご覧くださいとだけ申し添えておきます。



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(記者:高田 司)

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