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2007年12月23日(日) 15時00分

朝鮮戦争時に大規模拘束を立案=フーバー元FBI長官−米紙時事通信

 【ニューヨーク22日時事】23日付の米ニューヨーク・タイムズ紙(早版)は、1950年の朝鮮戦争開戦直後、当時のフーバー連邦捜査局(FBI)長官が、国家への忠誠が疑われる約1万2000人の拘束を立案していたと報じた。21日に機密解除された50〜55年の冷戦期の情報関連文書で明らかとなった。
 同長官はトルーマン大統領に対し、「国家反逆、スパイ、破壊工作から国家を守るため」、大量拘束を実施するよう要請。また拘束を効率的に進めるため、人身保護命令の停止を大統領令で行うよう求めていた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071223-00000021-jij-int