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2007年12月22日(土) 00時00分

社保庁職員名乗る詐欺 2人が被害読売新聞

 社会保険庁職員を名乗る男から還付金の支払い名目で、いずれも県西部に住む男性(51)と女性(53)が計200万円だまし取られていたことが21日、分かった。県警捜査2課は振り込め詐欺事件とみて調べている。

 同課の調べによると、男性宅には18日、女性宅には19日、社会保険庁職員を名乗る男が「社会保険庁ですが、医療費の還付金がありますので、すぐに手続きをしてください」と電話をかけてきた。

 男は、2人にキャッシュカードを持ち、スーパーや大型店舗の現金自動預け払い機(ATM)に行くように誘導。指定したフリーダイヤルに電話をかけさせて、ATMを操作、それぞれ100万円を振り込ませたという。

 同課によると、今年は21日までで、社会保険庁を名乗る還付金詐欺の被害は25件、2300万円に上っている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20071221-OYT8T00737.htm