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2007年12月21日(金) 21時01分

「開業資金1000万円貸した」=関与疑惑の神奈川県警警視−神世界の霊感商法時事通信

 ヒーリングサービスなどをうたった霊感商法事件で、関与が疑われている神奈川県警の吉田澄雄警視(51)が県警の任意の聴取に対し、東京都港区でサロンを経営する女性役員に「開業資金として1000万円を貸した」と話していることが21日、分かった。県警は裏付けを急ぐとともに、警視の関与について詳しく調べる。
 調べによると、サロンは有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)の下部組織の「びびっととうきょう・青山サロン」。
 女性役員は2004年4月、横浜市の会社役員の男性に「あなたの会社は戦国時代に首切り場だった。処刑された人の霊が成仏できず、運気を下げている。業績アップのためには特別祈願が必要」などとうそを言い、翌月、現金約490万円をだまし取った疑いが持たれている。 

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