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2007年12月20日(木) 20時00分

山崎武が1億円増「クビになった選手がここまで来た」朝日新聞

 パ・リーグの本塁打王と打点王に輝いた楽天の山崎武司内野手が20日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億950万円増の年俸1億9200万円(タイトル料込み)プラス出来高でサインした。球団の日本選手最高額。トレードや解雇から再起を果たし、プロ21年目の39歳で自己最高額となった。

会見で笑顔をみせる楽天の山崎武

 年俸が1億円を超えるのは、オリックス在籍中の04年以来。中日時代の96年にセの本塁打王となった山崎は、00年から04年まで1億円台だった。だが、04年オフにオリックスから戦力外となり、05年に楽天で再出発した時は5000万円。「3年前を考えると十分な金額をいただいた。クビになった選手がここまで来た」と感慨深げに話した。

 今季、43本塁打と108打点で打撃部門2冠。チームの最下位脱出(4位)にも貢献した。「1年間疲れました。浮かれている気持ちより、やっと1年が終わった。来季は、戦力的にも十分、上をねらえる」と、不惑を迎えるシーズンでのAクラス入りを誓った。(金額は推定) アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/sports/update/1220/TKY200712200297.html