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2007年12月20日(木) 10時02分

「ふるさと牧場」家宅捜索 和牛預託商法で200億円集める産経新聞

 和牛のオーナーになれば高い配当が得られると言って全国の出資者からおよそ200億円を集めていたとして警視庁生活経済課は20日、出資法違反の疑いで「ふるさと牧場」=東京都港区=の本社や社長宅に家宅捜索に入った。
 「ふるさと牧場」は「和牛のオーナーになれば牛を売った利益で年間8%を超える配当を得られる」などと語って、全国の約5000人から200億円を集めていたとみられている。
 和牛のオーナーを募って投資を呼びかける和牛商法をめぐっては、出資金をだまし取っていたなどとして約10年前に業者の摘発が相次いだが、「ふるさと牧場」はその“生き残り”といわれ、営業を続けていた。

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