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2007年12月20日(木) 10時31分

和牛商法の会社捜索=オーナー募集、配当滞る−出資法違反で警視庁時事通信

 和牛のオーナーになれば高配当が得られるとうたい、多額の資金を集めたとして、警視庁生活経済課は20日、出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで、東京都港区にある和牛預託商法の会社「ふるさと牧場」の本社や、役員宅などを家宅捜索した。
 捜索先は都内や福島、栃木両県内の計8カ所に上っており、同課は詐欺容疑での立件も視野に捜査している。
 同社は複数の出資コースを設け、「100万円の預託金を出資して黒毛和牛のオーナーになれば年利10%近い高配当が得られる」などと勧誘。「3000人以上から100億円以上を集めた」としているが、ここ数年は配当が滞った。 

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