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2007年12月18日(火) 20時59分

法科大学院1期らの司法修習生、卒業試験不合格が過去最多読売新聞

 最高裁は18日、2004年に開校した法科大学院の第1期生で司法試験に合格した司法修習生ら1055人の卒業試験の結果を公表した。

 不合格者数は76人(7・2%)で、不合格者数も不合格者の割合も前回試験の71人(4・8%)を上回り、過去最多となった。

 卒業試験は、司法研修所で1年間の修習を終えた後、法曹資格を得るための試験。今回は法科大学院を卒業した新司法試験組の986人と旧司法試験組のうち前回の卒業試験で不合格だった69人が受験した。不合格者数が過去最多となったことについて、最高裁は「今回の結果だけで、修習生の質が落ちたとは即断できない」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000514-yom-soci