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2007年12月17日(月) 14時00分

殺傷能力高い実弾購入=大型動物用「スラッグ弾」−銃砲店で150発・佐世保乱射時事通信

 長崎県佐世保市のスポーツクラブで8人が死傷した散弾銃乱射事件で、自殺した無職馬込政義容疑者(37)が、同市内の銃砲店でイノシシやシカなど大型動物の猟の際に使用する殺傷能力の高い「スラッグ弾」を購入していたことが17日、分かった。乱射事件の際に使用された可能性もあり、県警佐世保署捜査本部が詳しく調べている。
 佐世保市内の銃砲店によると、馬込容疑者は同店から2002年以降、5、6回にわたり計150発のスラッグ弾を購入した。昨年11月には、クレー射撃に使用する散弾1500発の購入手続きをし、数回に分けて散弾を持ち帰ったほか、カモ猟で使用する散弾を購入したこともあったという。 

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