記事登録
2007年12月16日(日) 18時01分

患者射殺で組員再逮捕=「人違い殺人」とほぼ断定−連れの女も・佐賀県警時事通信

 佐賀県武雄市の病院で入院中の板金業宮元洋さん=当時(34)=が射殺された事件で、県警武雄署捜査本部は16日、殺人容疑で、福岡市城南区東油山、指定暴力団道仁会系組員今田文雄容疑者(61)を再逮捕した。捜査本部は人違いによる殺人とほぼ断定し、動機の解明を進める。
 病院付近で同容疑者と行動を共にしていた福岡市博多区博多駅南、無職鳥井敏子容疑者(44)も殺人の共犯容疑で再逮捕した。
 調べによると、今田容疑者は先月8日午前7時40分ごろ、武雄市朝日町甘久の整形外科2階個室で、入院していた宮元さんを拳銃で撃って殺害した疑い。
 同室には直前まで暴力団関係者が入っていた。宮元さんに暴力団絡みのトラブルはなく、捜査本部は人違いで射殺された可能性が強いとみている。 

【関連記事】 「人違い射殺」で組員再逮捕へ=連れの女も殺人容疑で-佐賀県警
【関連記事】 同居相手紹介めぐり金要求=恐喝未遂で山口組系組員逮捕-警視庁
【関連記事】 5人殺害の組会長死刑=責任実行犯より重い-スナック乱射、日医大事件・東京地裁
【関連記事】 山口組系暴力団と密接関係=首謀格経営会社、後ろ盾で事業か-クラブ恐喝未遂
【関連記事】 200万要求で7人逮捕=山口組系暴力団との関係追及-ホステス引き抜きで警視庁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071216-00000032-jij-soci